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2022年9月30日金曜日

23.失敗のしくじり先生。猫次郎さんの教え。新規就農するまでの道のり~急がば回って1600日~

 もんしーファーム代表の津田です。日本では事業に成功した人の話が本になったり、なにかと話題になったりします。逆に(※1)中国では事業に失敗した人の話を聞きに行くと言われています。これは事業に失敗した人から学ぼうとする姿勢の違いがあるのかもしれません。

私自身も失敗した時の想像ができませんでしたので、数多の失敗を経験されたしくじり先生で有名な吉田猫次郎さんのセミナーに夫婦で参加することにしました。

事前の知識で(※2)「働けません」という本を読んでいたので、事業で失敗した時に自己破産をしなくてもいい方法もあるのだなと感じていましたが、実際に他の参加者の体験談を聞きまして、失敗しても何とかなるというポジティブな印象を得ることができました。

自身の知らなかった世界を補う上で、猫次郎さんのお話は大変勉強になりました。また農業をするという話をしましたら、肯定的なご意見をもらえたので方向性は悪くないのかなと思いました。

もし、事業が上手くいかなかったとしても猫次郎さんよりも悪くならないと思うと心強いものを感じる大阪のセミナーでした。

※1大城太さん著の「華僑の起業ノート」より

※2三五館出版。吉田猫次郎さんによるお話もあります。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~375日目~。

22.見る富士と登る富士の違い。新規就農するまでの道のり~急がば回って1600日~

 もんしーファーム代表の津田です。身近にある所ほど行かなかったりするもので、私の母方は静岡県沼津市出身でしたので、遊びに行くとよく富士山が見えました。沼津市から富士山までは約50~60kmでしたのでかなり近かったと思います。

しかし見ることはあっても富士山に登ったことはなかったため、退職を機に体力をつけることも兼ねて1泊2日の弾丸ツアーを申込みました。値段が安かったゆえの弾丸ツアーでしたが、思いのほか参加者も多かったです。驚きであったことは8月の真夏であるにもかかわらず、富士山は寒かったという所です。

8合目のロッジまでは夕方から夜にかけて登りましたが、防寒具に雨具を重ねて震えながら登っているその隣で欧米人がサンダルと短パンで登っていた衝撃は今でも覚えています。この時は悪天候により雨風が強かったため、9合目辺りで登頂を断念。下山している途中でご来光をみることなりました。。。

山登りはゴールがあるから達成感がありますが、農業ではゴールがありませんので(他の仕事もそうかもしれませんが。)、農業をする過程を楽しみながら農業と向き合うことが大切なのかもしれません。

因みに富士山のお土産で有名なのは「富士山の空気の缶詰」だと思いますが、それ以外にも5合目限定の富士山メロンパンがあります。メロンパン好きな私もこの時は登頂のことで頭がいっぱいだったので購入する元気がありませんでしたが、次は買って食べてみたいと思います。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~365日目~。

2022年9月26日月曜日

収穫ボランティア募集

9月はまだまだ暑いかと思っておりましたが、

彼岸を過ぎましてようやく寒さを感じる季節となりました。

みかんも寒さを感じて少しずつ色づき始めまして、

来月の中旬くらいからは収穫が出来そうな状況です。

今年は少数ながらも収穫ボランティアさんを募集しようと思います。

詳細については、

もんしーファームのインスタグラムとFacebookとこのブログで案内します。


岡山県。ハーブ。有機JAS。玉野市。無農薬ハーブ。せとうちのみかん。摘果みかん。玉野市。無農薬ハーブ。大藪。おーやぶ。無農薬バジル。もんしーのみかん。もんしーファーム。


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2022年9月16日金曜日

夏場は暑い中での摘果みかん。

8月の中旬くらいになりますと、

みかんもようやくらしくなってきまして、

甘みはまだまだ足りませんが、

果汁がしっかり入ったみかんになってきます。

摘果の対象は、傷果や地面に近いものを行っていますが、

今年はいろいろと思考錯誤しながら進めています。


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21.岡山県でも昔からみかん作っているんです。新規就農するまでの道のり~急がば回って1600日~

もんしーファーム代表の津田です。岡山県というと桃と葡萄のイメージが強いと思いますが、実はみかんの栽培も盛んだった時期があります。

1960年頃における岡山のみかん栽培面積は181ha(東京ディズニーランド約3個分)、生産量が1770tであり、1975年になると栽培面積は663ha、生産量が9740tと、一番のピークを迎えます。その後、徐々に生産量は減っていきまして2005年では栽培面積は150ha、生産量が1550tとなりました。そして、現在ではみかん選果場もなくなったと聞いています。

今治の青果卸売さんを見学した翌日、農業フェアで知り合った岡山県農林水産部の方を通じて、岡山県倉敷市にあるみかん農家さんを訪ねました。こちらは1955年頃からみかん栽培をされており、現在は約1.4haの面積を持つ岡山でも屈指のみかん農家さんでした。

香川県のみかん農家さんと似ている点があり、独自の栽培技術を持っていたり、みかんやレモンを色々な加工品にしていたりと営業販売の方に力を入れていると感じました。この時に頂いた摘果みかん(間引きのみかん)は甘みもあって大変美味しかったです。

景観が面白く、みかん園の南側には児島湾の工業地帯が見え、北側は倉敷の美観地区の方まで見えるという田舎を感じさせないみかん園でした。園主さんも岡山県の職員をされながらの兼業農家に近い形でしたが、ゆくゆくは専業農家になると仰っていました。

こちらのみかん農家さんは後日、何度もお邪魔することになり、また近くの美味しいお蕎麦屋さんも紹介していただきました。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~360日目~。


20.2回目の愛媛県。今治市内にあるみかん専門店。新規就農するまでの道のり~急がば回って1600日~

 もんしーファーム代表の津田です。新規就農者になるための方法はいくつかあると思います。

①農業研修をしてから、独立する方法。

②就職を続けながら農業をする、兼業農家の方法。

③農業会社に就職して、独立する方法。などです。

当初の予定では③のみかんの大規模農園をしている所に何年か就職してから独立と考えていました。そのため、ハローワークでみかん栽培をしている会社の求人がないか調べてもらった所、1件ちょうどいいものがありました。

愛媛県の今治市に青果卸売業社であったのですが、主に地域のみかんを収集して卸売りや加工を行う傍ら、自社でもみかん栽培をしていました。面白い点は毎月のみかん定期便があることや柑橘ジュースの種類が豊富であったり、自社で光センサーの選果機を持たれており、JAさながらの卸売業者でありました。

ハローワークを通じて、こちらのご担当者と繋いでもらいまして、就職というよりは見学という形で8月のお盆前に現地訪問をさせて頂きました。栽培面積はそこそこありましたが、みかんの卸売りがメインでしたので、こちらで就職するよりかは①の農業研修をしてから独立する方法を勧められました。

また今治市には有名な直売所「さいさいきて屋」がありますので、JAとのつながりも重視した方がいいとのことでした。やはり産地になっている所ほどJAが強いという印象を受けました。そして、逆にJAとのしがらみがない岡山のみかん農家さんへ翌日訪問することになるのです。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~359日目~。