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2022年9月16日金曜日

20.2回目の愛媛県。今治市内にあるみかん専門店。新規就農するまでの道のり~急がば回って1600日~

 もんしーファーム代表の津田です。新規就農者になるための方法はいくつかあると思います。

①農業研修をしてから、独立する方法。

②就職を続けながら農業をする、兼業農家の方法。

③農業会社に就職して、独立する方法。などです。

当初の予定では③のみかんの大規模農園をしている所に何年か就職してから独立と考えていました。そのため、ハローワークでみかん栽培をしている会社の求人がないか調べてもらった所、1件ちょうどいいものがありました。

愛媛県の今治市に青果卸売業社であったのですが、主に地域のみかんを収集して卸売りや加工を行う傍ら、自社でもみかん栽培をしていました。面白い点は毎月のみかん定期便があることや柑橘ジュースの種類が豊富であったり、自社で光センサーの選果機を持たれており、JAさながらの卸売業者でありました。

ハローワークを通じて、こちらのご担当者と繋いでもらいまして、就職というよりは見学という形で8月のお盆前に現地訪問をさせて頂きました。栽培面積はそこそこありましたが、みかんの卸売りがメインでしたので、こちらで就職するよりかは①の農業研修をしてから独立する方法を勧められました。

また今治市には有名な直売所「さいさいきて屋」がありますので、JAとのつながりも重視した方がいいとのことでした。やはり産地になっている所ほどJAが強いという印象を受けました。そして、逆にJAとのしがらみがない岡山のみかん農家さんへ翌日訪問することになるのです。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~359日目~。