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2022年6月16日木曜日

2:どこに相談すればいいの?迷える子羊状態になった私~急がば回って1600日~

もんしーファーム代表の津田です。転職として農業をすることを決めて、実際に情報収集を始めたのですが、私はすぐに農業分野ならではの落とし穴にはまってしまいました。

農業も今の時代では、生産・加工・販売もする一つのビジネスだから、創業といえると思い、創業関連のセミナーに参加をしました。これがしくじりであったかどうかは、今では何とも言えないのですが、とりあえず私の最初の相談相手は商工会議所への創業相談でした。

ここでは農業に関する相談は出来ませんでしたが、借入と共済について教えていただきました。農業はある意味で、製造業と同じくらい設備投資が必要であったりします。ビニールハウス1棟が1000万円であったり、トラクターも500万円以上するものがあります。そのため、日本政策公庫なら低金利での融資が出来るので大変便利であると教えてもらいました。また小規模企業共済なら小さい会社の役員や個人事業主であっても、退職金の積立が出来てかつ節税にもつながるそうです。

そして次の相談相手は、創業後に法人とするか個人事業にするかで悩みましたので、社会保険労務士さんに所得と給与と会社形態について相談しました。3番目に相談したのは、新規就農の助成金制度について知りたかったため、石川県にある北陸農政局にアポイントをとって、助成金制度について教えて頂きました。

このころの助成金制度は、研修2年間と就農5年間の計7年間が助成金としてもらえるというもので、農業研修をしながら農地の目途(研修中に本人名義で賃借するのはNG。)をつけて、就農するという形でした。助成金の金額は、研修時が毎年150万円、就農後は初年度が150万円で、2年目以降は350万から所得分を差引きしてそれに3/5をかけるものでした。ただこの制度だと売上をあげて所得が増えるほど、もらえる助成金が減ってしまうため、後に初年度から3年目までが150万円で、4年目から5年目が120万円の支給に変わりました。

北陸農政局に助成金のことを聞けたのはよかったのですが、実は就農についての相談をしましたら、福井県の農林部か全国農業会議所に聞いてみるとよいという話でした。全国農業会議所には連絡することはなかったのですが、就農の相談が県ごととなると、48都道府県ごとに相談しないといけないのかと思ってしまい、私は途方にくれました。

このころから栽培するならみかんにしようと考えていましたが、理由はまた別で。そして、みかんの産地巡りをするため、私の全国行脚への道が始まったのです。


2017年、30歳の夏に転職をすると決めてから、2022年に認定新規就農者になるまで。~60日目~。